赤坂の新社長に連れられて
見せたい杉板の打ち放しがあると言われ
行った先がこれ
なんか黒いと思ったが
完全無欠の杉板の打ち放しを
初めて見ることとなった
完全無欠とは
目立ったピンホールもジャンカも
コールドも剥落も全くない
転写しきった姿を言う
すごいねー
また段組みなんかして
難しいことをよくやったなと思うわけです
現場で補修に行ってよく打ててますねー
なんてあいさつしますが
そうでない場合もあるが
この様な姿ではないわけです
この3枚は補修してあります
私が見ても素晴らしいタッチです
具体的な線は少なく
動きで見せています
色の重ね方も参考になります
打ち放しの補修屋さんのタッチとは
少し違うようにも見えます
このような仕事でチョイスされる方です
立派です
西日が当たっているので
色味が違って見えますが
半分から右がオリジナル
左が補修箇所です
経年で差が出たと思われますが
誤差の範囲です
これを出さないよう工夫するのが
大変なんです
いい勉強になりました