立派な欅の板がきました
木目も美しく
製材屋さんがきちんと
整えてくれた申し分ない
板です
木目に沿って製材したので
末広がりになっています
長方形ではありません
縁起ものですから
何も変わっていないように見えますが
一工程終わってます
ワイピングをしました
色は私に考えがあり
工夫しました
サンディングを
施しました
生木に直接字を書くと
難しい問題が発生するので
字を挟み込む仕様にしました
雨風にさらされお日様も当たる場所に
設置されるので
その前提にどう挑むかが最大の問題です
クリアーまで仕上げました
無垢の木に塗膜を形成するのは
外部の場合やってはならないことになっています
ですから浸透性の保護材を用いる仕様になります
木が劣化して表面の塗膜が割れたり剥離することが
問題になるからです
ですがその仕様で外部の看板の字は
守れません
メーカーに問い合わせてもピシャリと
その様な状況で塗るものとして開発されていませんと
突き放してきます
文字入れをします
大事な工程です
いただいた原稿の字を
かすれの一つも変えない努力をします
また筆の動きも表現します
止めや払いの事です
納品しました
庇はついているものの
雨もかかれば西日をまともに受けます
私の思慮がこの条件をクリアーできるか
見守っていきたいと思います
作業のサポートをしてくれた
息子と記念撮影です