カラーモルタルでできている感じ
背中がくぼんでいたので
きれいなラインを出すために
赤坂の親父のところまで持って行き
カチオン樹脂モルタルを塗ってもらい
静岡に持ち帰りました
この一年赤坂にて修行をしたため
左官仕事もできるようになりました
裏を平らにすることで
きれいなエッジができます
この校章、校舎の塗り替えの時に
ペンキで塗られてしまっていますが
密着していないためぼろぼろとれています
塗膜の下からカラーモルタルが出てきました
葉っぱも
きれいなみずみずしい緑だったようです
最初の依頼はこの上から色を整える
形を整えるというものでしたが
この上から色は塗れないので
任せて欲しいと訴え
予算の中で好きなようにできるようになりました
梅の花?も もげています
オーカー色のペンキも割れています
こつこつは私の性格にはあまり合っていませんが
強い剥離材を使うと下の色が干渉してしまうので
強制的にこつこつ作業します
欠けた部分も作ってみました
カメラが故障したため別のカメラにしたら
色補正を勝手にする設定になっていて
ちょっと印象が違いますが
クリアーを掛けた時点で色がしまっています
その色を見て補色して行きます
特に下のラインはパテやらモルタルやらが直接
出ているので大変です
無理に新しくせず
ひび割れはそのまま意匠にしました
また葉っぱの線を書き足します
完成しました
赤坂の親父に教わった
打ち放しの補修の技法で
やってみました
素地を生かす着色は自然な仕上がりになります
この学校は廃校になったようで
公民館に飾られるようです
胸を張ってできましたが言えそうです