家具の底板と側板が地が出るほど
傷になっています
久々に木部補修のブログのねただと思い
張りきって直しました
これはプリント合板です
底板の傷は結構深いです
底板はポリパテで
側板はラッカーパテで処理してみました
この状態の時に声をかけていた
私の補修教室を受講してくださったMさんが見学に現れ
元の状態に戻るのかと何度も聞くので 言われてみれば
少しひどい状態だと我に返りました
でも白くなっているところの周りは全てへこんでいるし
ちまちま充填材でやる性格でもないし
ベースが吹き終わり木目を描く段階で
Mさんにお勧めの筆何か持ってる?と聞くと
赤テン筆とは違う扇形の筆が出てきました
私みたいながさつな人間にはぴったりな
まとめて何本も木目が引ける 魅力的な筆です
時間がないから木目は付けない約束でしたが
間抜けなので 15分で引きました
完成の図
これは依頼者にも
Mさんにも褒めてもらえました
木の色は複雑怪奇です
この色ねたは3階建てになっています
パテを隠蔽するための基本色の顔料
鮮やかさを表現するための染料
色のくすみを解消するためのパール
面白いです
退去後の補修は難しいと思いますが
やりがいもあります