塗り壁 輸入もの 左官材 の補修

 

ロープウエイなんて何年振りか

記憶に遠すぎて緊張しました

作業場には交通手段がこれしかなく

膝の上に材料を抱え持って

何往復もします 片道5分です

なんか言いようのない幸福感に包まれます

私は最近幸せです

 

てっぺんに登ると景色最高です

伊豆の東海岸です

今回は塗り壁の補修です

塗り壁なんだからやった人が直せばいいじゃん

と思うのですが 塗り壁は 材料のロット

気温 湿度で色が変わるから部分補修なんて

できないということで私がやることになりました

そんなの受けて 大丈夫?と言われそうです

 

ボードの繋ぎ目のカンレーシャが浮いて

膨らんでいます

塗れ色になっている部分は全部

金槌で落とします

ボードの継ぎ目はカッターを入れてもらい

コーキング処理をしてもらうよう打ち合わせして

先にカッターを入れてもらいます

全部で8か所ですが天井もなので長いです

 

補修材は左官ネタで

接着剤を利かせて塗ります

薄く4回ぐらい

まあ元に戻すのが大変ですが

乗りかかった船です

涼しい顔して終わりたいところです

 

塗料は水性のコンクリートで使っているものです

何種類もあるのですが

弊社は用途別に2種類に絞っています

クリアーで艶を合わせます

良くできていると思います

3日ほどかかりました

これ違う場所の写真になってしまっていますが

内容は同じです

 

仕事が上手くいった時だけ

景色を見る気持ちがすがすがしいです

上手くいかないこともあります

その時はどよーんとして帰ります

出来ないことは何でできないのか

深く考えるようにしています

時間はかかりますが 出来るに変換していきます

それが補修の醍醐味です