電子温調コテは軽量で扱いやすい設計です
温度の調整もボッチをスライドさせるだけなので簡単です
ヘッドは小さく薄型なので細かい作業がしやすいです
特に木目などを充填材で表現するとき 作業性の良さを
感じます。
温度の調整はこの補修システムにおいて重要です
まず必要以上の熱によるストレスは歓迎できません
充填ワックスは種類によって融点が違います
70度~120度位で設定されています
ですが温度調整のないコテは400度まで加熱されます
水みたいに溶けきってしまったワックスは元に戻るのに時間がかかる
だけでなく組織的にも良い影響を与えません
必要な温度で溶かすが正解です
私は余程の事がない限り電子温調コテを使います
温度管理が大切だと思っているからです
垂直方向の部材の充填も垂れることなく行えます
しかしながら電気の不自由な現場ではホットナイフを使わなくてはなりません
ガス式のコテです
ケーニッヒのホットナイフは付属のキャップで火花を散らし
着火します 原始的な構造のため故障が少ないです
私はめんどくさいのでライターで着火しています
コテ先は正直スペシャルブレードを装着しないと仕事になりません
このスペシャルブレードは良くできていて使用感は電気コテと同じです
ヘッドの形状が同じなので使いやすいと思います
温度調整はお尻についているダイヤルをひねって行います
ミニマムにしても高温なので濡れたウエスを用意してジュッと押し当て
コテ先の温度を下げて使いたいです
コテ先について
コテ先の素材は真鍮にメッキしてあります
使用頻度が多ければそれだけ早く劣化してメッキが剥がれ
真鍮が出てきます 真鍮は銅の合金なので酸化すると
緑色のさびが発生します
これが色に影響を与えるので早めの交換をお勧めします
コテ先だけの販売をしています
これからアップしますが
純銀のコテ先もございます 無垢なので剥がれもなく
研ぐこともできますのでそのようなことが気になる方には最適です
純銀なので6300円と少々高価ではありますが
興味のある方はお問い合わせください